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第7章 デート大作戦


黄瀬「そうだったスかねぇ。自分では
よくわかんないけど。まぁ、確かに
いつもよりかは、テンションが上がってたかもしんないスね。」

『そっかぁ。あ、もう11時なんだね。
楽しい時間は、あっという間に過ぎちゃう
ね。そういえば、お昼ご飯はどうする?』

黄瀬「実は、優希っちを連れて行きたい
とこがあるんだ。その辺りの出店で、
何か買って、ピクニックしないっスか?」

『うん。賛成っ!外で食べるご飯って
美味しいよね。どんな所なの?』

黄瀬「う~ん。秘密っス。着いてからの
お楽しみってヤツっスね。」

『じゃあ、楽しみにしてるね♪』

私達は、出店でサンドイッチセットや
ドリンクを買って、目的地へと向かった。

黄瀬「ここっスよ。優希っち!
どうっスか?」

『風が吹いて、気持ちがいぃね~。
芝生もフカフカだ♪素敵な場所だね。』

黄瀬「でしょ?優希っち、好きそうな
感じしたんスよ。」

『うん。こういう自然な感じ好きなん
だ~。誘ってくれて、嬉しい!(笑)
サンドイッチ食べよっか?』

(黄瀬「その、笑顔は反則っス~。」)

黄瀬「そう、っスね。いろんな種類が
入ってて、美味しそうっスね!」

『うん、やっぱり、このサンドイッチを
選んで良かったね~。』




『あのね。涼くんに、聞きたい事あるん
だけど。』


黄瀬「なんスか?改まって?
何でもきいてくださいっス~。」



『うん。えっと、小学生くらいの
時に。私達、出会って』


黄瀬「ま、待って!」


『え?な、に?』



黄瀬「優希っち!
その先は、俺に言わせて貰えないっスか?」
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