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危険な年上カレシ
第9章 同僚
地図を見ながら歩いて行くと、大きなビルがあった。
ここか…。
フロントで要件を言うと少し怪しい目で見られてしまった。
「社長とはどういうご関係の方でしょうか?」
関係を聞かれても…。
セフレ?
なわけないし。
恋人でもないし、家族でもない。
「とりあえず忘れ物を届けに来たんです!神田さんの代わりに!」
「神田さんを存じているんですね。…では神田さんに確認の電話をさせていただきますので、少々お待ち…」
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