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危険な年上カレシ
第20章 これからも…
ガチャンッととても強い音でドアが開いた。
ドアの方を見てみると、息を切らしながらわたしと赤ちゃんを見つめる玲夜さんがいた。
「生まれました、男の子」
玲夜さんはゆっくりとわたしたちに歩み寄って、赤ちゃんをそっと抱きかかえた。
「…いちご。よく頑張ったな」
玲夜さんは泣きそうな顔をしてわたしにそう言った。
神田さんもうんうんと頷いていた。
赤ちゃんの名前は「のぞむ」と命名した。
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