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危険な年上カレシ
第14章 拒絶
「そうか。寂しかったなんて、おまえはまだまだ子供だな」
ぽんぽんと頭を撫でてくれるあたたかくて、優しい手。
寂しかったわけではないが、今はそういうことにしておいた。
「俺、着替えてくるから」
玲夜さんは2階に行ってしまった。
何やってんだろ、わたし。
「どうかされましたか?」
ぼーっと自分の手を眺めていると、後ろからいきなり声をかけられた。
「神田さん!…なんでもないですよ」
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