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危険な年上カレシ
第14章 拒絶
早く玲夜さんにこの汚い身体を拭ってほしい。
ガチャ
ソファーで泣きそうになっていると、玄関のドアが開いた音がした。
慌てて笑顔を作り、玄関に向かった。
「ただいまー」
「おかえりなさい、玲夜さん!」
わたしは玲夜さんに飛びついた。
そして、強く抱きしめた。
「どうした?いきなり」
「こんな広い家に一人だったのですから、きっと寂しかったのでしょう」
神田さんがなだめながら言った。
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