• テキストサイズ

[HQ]短編集

第1章 迷子札ー黒尾鉄朗の場合ー


「xxx」



『ん?』



「お手」



『わん(笑』



「よし、いい子だな

ほい、ご褒美」



そう言って俺はそれをxxxの指にはめる




『これ…』




xxxの左手の薬指には
シンプルな指輪がはめられている




「俺のって印

あー…xxxの迷子札みたいなもんだ//」



顔熱い…
赤くなってんじゃねぇかな




『迷子札って(笑』



「うっせ…//」



あー…もっとかっこよく渡すつもりだったのに





「だから…その…」




『これがあれば何があっても

クロくんのとこに帰れるね』




お見通しかよ…




「ったりめーだ

帰ってこなきゃ許さねーかんな」



『ふふ

これからも末永く宜しくね、旦那さま』
/ 52ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp