第6章 初めてー木兎光太郎の場合ー
「俺もxxxちゃんが好きだし
xxxちゃんも俺が好き
別れなきゃいけない理由なんてどこにないじゃん」
「でも…その…」
「ん?」
「は…初めてで…
その、気持ちよくできるか…」
「へ!?
な、なんの話!?」
「えっちの話ですよ…」
xxxちゃんは顔を赤らめながら
小さくつぶやいた
「初めて!?
っていうか何でそんなこと気にしてんの!?」
「そうですよ?
兄が…
3ヶ月付き合ってヤってないとか
木兎サンかわいそー
って…」
「そんなの気にしなくていいから
俺たちは俺たちのペースがあるんだし
っつか…この前フェラしてくれたとき
ほかの奴より長いって言ってたから
初めてじゃないんじゃ…」
「長…?
あぁ、それ
サポーターの話ですね」
「次の日休んだのは?」
「たまたま風邪引いてしまって」
「その日ゴム見て俺に帰れって言ったのは…?」
「そんな雰囲気になって
木兎さんに風邪うつしちゃうかもと思い」
「朝の手を払ったのは…?」
「後ろで彼女にふられたばかりの
木葉さんが見てたので…」
な…なんだ…
ただの偶然なのかよ
「よかったぁ…
俺、嫌われたのかと思った…」
「すみません…」
「謝んないでよ
俺も悪かったし
そんなことより俺の思い過ごしでよかった」
俺はxxxちゃんを抱きしめた
「あの…木兎さん」
「ん?」
「何か硬いものが…」
「…ごめんw
安心したら勃っちゃった」
「あなたって人は…
仕方ないですね」
そう言うとxxxちゃんは
俺の股間を撫でた
「xxxちゃん!?」
「あの…私
今日安全日なんで」
ー木兎さんだけのものにしてくださいー
「xxxちゃん
それ、反則」
「すみません」
「だめ、お仕置き
思いっきり優しく愛してやるから」
「はい」
俺がxxxちゃんを押し倒すと
嬉しそうに笑った
どうしよ、優しくできないかも…(苦笑