第6章 初めてー木兎光太郎の場合ー
あー…あの後
xxxちゃん何も言わなかったのが
一番怖かったな
次の日の放課後
俺は部室で着替えながら考えていた
ガチャ
「はよーっス」
「おー…って
木葉、どうしたその顔」
「あー…ちょっと彼女に殴られました」
「は!?
この前見たときはすげーラブラブだったじゃん」
「いや…なんか
ちょっといい雰囲気になって
そのままヤってたら
キスが下手だったとか
フェラん時に腰動かしたり
本番もデカくて痛いって……」
木葉の彼女はめちゃくちゃおしとやかで
可愛い子だと思ってたけど
そういう子でもそういう事
言うんだな…
って事はxxxちゃんも!?
フェラしてもらってる時に
無理やり腰動かしたから
今日めちゃくちゃおこってるんじゃ…
「わり、ちょっと先行くわ!」
いてもたってもいられなくなり
部室から慌てて飛び出した