第5章 ヤキモチー赤葦京治の場合ー
「xxxってさ
俺のこと好きでしょ?」
体育館に残って仕事するというのを
理由に自主練している姿をを見ていると
赤葦くんがそう言った
『え?』
「練習中よく俺のこと見てるじゃん」
私は持っていたタオルで顔を隠した
うそっ…ば、バレてる…
「いや、バレバレだから」
心の声が聞こえ「普通に聞こえてるし
まぁ、練習中あんだけ
熱い視線送られたら分かるよ」
『ご、ごめんなさい…』
「なんで謝るの?」
『だって気持ち悪「くないよ
むしろ、嬉しい」
『え…?』
「だからさ、俺と付き合ってよ」
『は、はい…』