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相合い傘 ▷ あめいろ。

第9章 @ 二口堅治





『…あ。』



雨降りの中、傘を差して一人で帰宅している途中に、子猫が5匹入れられた段ボールを見つけた。



小さな声で鳴いている。



絢は暫し迷った挙句、傘に子猫たちが入るよう段ボールに寄っていった。



この重さの段ボールを持って移動することなんて出来ない。



なす術がないと思っていたら、男子高校生の集団がやってくる。




うちの制服、クラスメイトの二口の姿が見えた。




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