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相合い傘 ▷ あめいろ。

第8章 @ 日向翔陽





「あーもう!悔しすぎる!」

『またリエーフ?』

「そーなんだよ!でもさーあいつすごくてさ…」



そう言ってリエーフのことを褒めつつ貶しつつ、夢中になって話す日向。


そんな様子がなんだかおかしくて、クスクスと笑いながらもその話を聞く絢。



「はっ!ごめん俺ずっと同じこと喋ってなかった!?」

『…喋ってた。』

「あーもうまただ…ほんとごめん…」


落ち込む日向の頭をポンポンと優しく叩いて、耳元で、『今日もお疲れ様。』と囁く。


それを聞いた途端日向は耳を塞いで顔を真っ赤にして、絢の方へ笑顔を向けた。




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