第7章 思わぬ勧誘
暫く話をしていると
まどか の所に着替えを終えた青根がやって来た。
まどか は青根に駆け寄り
「青根ちゃん!私追分監督とマイマイにマネージャー誘われた!!」
嬉しそうに話した。
「………………まどか マネージャーするのか?」
青根は逆に皺を寄せ少し不安そうな顔になっていた。
その話を聞いていた三人は
「お前新しく入ったマネージャーじゃなかったのかよ!?」
笹谷と鎌先はビックリし
おーよかったじゃないか!
茂庭は喜んでるまどか を見て
つられて嬉しそうにした。
まどか は笹谷と鎌先の声に反応し
「エヘヘ、実は部外者なんです!」
てへっと笑ってみせた。
「……………………まどか 帰るよ。」
話が長引きそうになると思い
青根はまどか の肩をむんずと掴んで出口へと歩かせた。
「じゃあまた!お先に失礼します。」
まどか は慌てて三人に挨拶をして
青根もまた深々とお辞儀をして二人は帰っていった。