第16章 一緒に・・・!?
時間は既に深夜一時過ぎ。
みんな床に布団を敷いて寝る準備をしている。
鎌先のみ先に布団を敷いて既に豪快に眠っていた。
……私泊まって良かったのかな?
まどか はどこで寝ればいいのか立ち止まっていると
「…………まどか はベッドで寝ればいい……」
青根が話しかけた。
「ベッドでいいの?」
まどか が青根のベッドに行くと既に
二口がベッドを占領していた。
「二口退いてー!私がベッドで寝るんだけど!」
「はぁ?俺がベッドで寝んだよ!」
「だって青根ちゃんはベッドで寝ていいって言ったもん!二口は床で寝なさいよ!」
「床は俺が入ったら狭いだろ?まどか が床で寝れば?」
床で寝るの?
みんな大きいから確かに二口が入るとすし詰め状態になりそうだ……。
まどか は見回すと笹谷と目が合い笹谷はニヤッと笑った。
…………絶対良からぬ事を考えてるし。
「まどか ちゃん空いてるからこっち来なよ!」
笹谷はスペースを空けて手招きした。
行ったら行ったでまたからかわれるだけだし。
「行きません!」
まどか はきっぱり断った。
「そっか、まどか ちゃんは二口の隣で寝たいのかー!」
「!!そんな事言ってないし!」
まどか は笹谷に言われ赤面する。
何で揉めるかな……
「はぁ……二口が床で寝れば良い話でしょ?ほら、降りてきなよ。」
茂庭はため息混じりで話した。
「…………もう隣で寝れば?ベッドでかいから問題ないだろ。」
二口はまどか の腕を引きベッドに座らせた。