第14章 好きな奴って……
まどか と鎌先、笹谷はまどか の自宅へ入る。
「じゃーん!鎌先さんに見せたかったのはこれです!」
まどか が棚の隙間から引っ張り出した。
「あっ!!ワンダー○ア!やりてぇ!」
案の定鎌先は腹筋マシーンに大興奮
「お好きにどうぞ♪父のだけど。」
興奮気味の鎌先をよそに笹谷は呆れていた。「腹筋マシーン家にあるの初めて見た……お父さん通販好き?」
「うん、通販好きかな。衝動買いよくするんだよね。一昔前に一時期ロデオマシーン流行ったよね。あれも物置に……」
「うわっ、あれも買っちゃったか!まどか ちゃんのお父さん面白いな。」
「どうも酔っぱらった時に夜中通販番組を見ると欲しくなるみたいで……どうせ続かないくせにね。」
まどか は苦笑いをした。
暫くしてお風呂にお湯が溜まる。
「あの、お風呂は誰から入りますか?」
「俺は最後でいいぞー!」
鎌先が腹筋鍛えながら話す。
既に汗ビッショリで着ていたTシャツも脱いでいた。
「じゃあ笹谷さん先に入りますか?」
「俺も後でいいよ。まどか ちゃんから入ってきなよ。」
「わかりました!じゃあ先に入って来まーす!」
まどか はお風呂場に向かった。