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6月合同企画【相合い傘】

第1章 ドキッ男だらけの相合い傘選手権/刀剣乱舞


「大倶利伽羅さぁ〜ん…早く行かないと怒られぢゃいまずよぉ〜!!」
「泣くな!…っ‥‥俺は、群れるつもりは‥‥ない」


泣き声が聞こえた方には虎を連れて泣いている白髪の少年と、褐色色の肌に学ランを纏い無愛想な顔をしている青年が立っていた。


『もしかして‥‥特別審査員て‥‥くりちゃん!?』
「その呼び方やめろ!!」


くりちゃんと呼ばれた男士は今にも噛み付く勢いでを睨んだ。


「あぁーよかった!待ってたぜ!ありがとな、五虎退。さて、こいつこそが特別審査員、大倶利伽羅だ!!」


\馴れ合うつもりはー?/


「ないと言ってるだろ!!」




『‥‥ちゃっかりノってくれるのがくりちゃんの可愛いところだよね。乱』
「うん!」


イライラを抑えられていないこの男士こそがくりちゃんこと大倶利伽羅である。彼こそまさにキングオブTUNDELEだ。


そして泣きながら大倶利伽羅を引っ張ってきてくれた少年は五虎退。なんだかんだ大倶利伽羅と仲がいいんだとかなんとか‥‥。



「よーし!全員揃ったな。じゃあまず諸注意、蛍丸頼んだ」
「はいはーい。えーっと、この大会はもしも自分が主と相合い傘したらどんな風にするかっていうのを様々なシチュエーションで演じてもらいまーす。一人ひとりシチュエーションは違いまーす。最後に審査員から好評を貰って、10点満点で評価をつけて、1番点数の高い人が優勝でーす」


つまり、誰が1番かっこよく相合い傘ができるかを競うのである。ちなみに優勝賞品は主特製のお守りである。
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