第7章 夢
美紀と渋谷が話ししている間に皆帰ってしまったらしい
二「美紀ちゃん帰る前に寄りたいところあるんですが」
「うん?いいよ!」
美紀は二宮についていく
「ここ」
二「覚えてる?」
「うん!よく連れてきてくれたよね!」
美紀と二宮の前には一面に咲くコスモスの花
月の明かりに照らされるコスモスは昼間とは違う
「キレイ」
二「ねぇ美紀ちゃん
私ね初めてここに美紀ちゃんを連れてきた時からずっと
美紀ちゃんの事好きなんだ
私以外の男の前で笑ってるだけで私は嫉妬します
美紀ちゃんの呼ぶ和くんが好き
美紀ちゃんの作るご飯が好き
美紀ちゃんの笑顔が好き。声が好き
ずっと好きなんだ」