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【進撃の巨人】私は蒼穹を舞う乙女だった

第3章 壁の中の街


「リヴァイー?開けるよ?
入っていいー?」


「…開けてから聞く奴がいるか」


夕食後、ハンジはリヴァイの自室
にいた


「どうだった?デート」

「なんだその冗談は?
クソほどつまらねぇな」

「あれ?てっきり私は
デートだとばかり思ってたけど?」

「…巨人の研究のしすぎで
ついに頭がいかれたか」

ハンジは立ち上がると
棚から紅茶の茶葉を取り出し
カップに移した

「…おい、てめぇ何してやがる
それは今日買ってきたばかりで
俺さえもまだ手をつけてないやつだが…」


リヴァイの言葉は無視し
黙々と紅茶を入れる

カップは二つ

お湯を注ぎ入れ
しばらくした後に

「はい、おまたせ〜」

そう言ってリヴァイの目の前に
紅茶を差し出した

ハンジは自分で入れた紅茶を飲んで
一言
「まっっず!!」


「…これ、結構値がはる代物だぞ
お前は淹れるの下手くそなんだから
安い紅茶でも飲んでろ」

リヴァイはハンジを睨みつけた

「ごめんごめん!
今回は美味しく淹れれる自信あったんだけどね」

「その自信はどこから
湧いてきやがる」

「壁の外から」

「…なんだそりゃ
流行りのジョークか?」

リヴァイは自分で新しく紅茶を淹れなおした


「で、何の用だ?」

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