第5章 祠のタタリ
ある村の祠には呪いがあるんだって
「祠に触れてはいけないよ触れたとしても たたいたり壊したりしたら祠のタタリが起こるん
じゃからな」
「わかったよ」
「お守り持って行きなさい何があっても
守ってもらえるからね」
「ありがとうおばおちゃん行ってきます」
「いってらっしゃい気をつけてな」
私は友達の家に行く予定だった
友達の家に行く途中には祠がある
でもなぜかそこに祠はなかった
無事友達の家に着くと
友達の第一声は「祠あった?」だった
私はなかったよって言うと
友達は隣のおじさんが祠はじゃまだといって
壊してしまったそうなんです
そして私が家に戻るころには
祠は元に戻ってました
でも他のお年寄りに聞いても祠のタタリなんて
噂も事実もないそうです
家に帰っておばあちゃんに聞いても
そんなこと言ってないよって
いったいあれは何だったんでしょう?
祠のタタリは本当にあるのでしょうか?
次の日
友達の隣の家の人は原因不明の死をとげたそうです
私はこれがタタリではないと思えませんでした
それから日がたちある倉で一冊の古い本を見つけました
そこには……
祠のタタリについて書かれてありました
祠のタタリを知ったものは誰にも祠のタタリに
ついてのことを言ってはいけない
言えばお前は殺されると…
祠に傷をつけてはいけない傷をつけたら殺される
祠をたたいてはいけないたたいたら事故にあう
祠を壊してはいけない壊せば祠の中に引きずり込まれる
この話を知ったものは永遠に死なない
そして祠は再生する
「嘘…殺される…いやいやいやいやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
そして少女は殺された、村のみんなに祠のことを聞いたから
祠は元々人柱をなくすためにつくられたもので
祠の中には人柱の魂があるとも言われている
祠のタタリをしってしまったあなたはもうー
死ねない