第1章 俺の日常
龍「・・・ん・・・。」
目を覚ますと、かえりのバスはもう停車場所まで
着いていた。
拓也「あっ。起きた?おりるよ」
龍「ああ・・・・。」
さっきまで眠っていたせいで
意識がもうろうとしている
拓也「大丈夫?龍。」
龍「ああ・・なんとか。」
心配そうに見つめてくる拓也。
拓也「今日の部活厳しかったもんね。急いでご飯作るから
それまで寝とく??」
龍「いや。いい。それに今日俺の当番だろ。」
家事は当番制になっていて、今日は俺が晩ご飯を
作る日だった。
拓也「でも、つかれただろ?」
龍「そんなんで、甘えててもだめだろ。大丈夫だ」
拓也「そう・・・・。」
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早速家に着いた俺はごはんの支度を始めた。
龍「今日は何にしようかな・・・・。」
拓也「今日は、昨日のお肉余ってるから肉じゃがたのんでもいい?」
龍「分かった。」
いつものように手際よく支度をする俺はあることにきずいた。
龍「おい拓也。醤油がないぞ」
拓也「あっ!ごめん!異能きらしたのすっかり忘れてた」
龍「そうか・・・・」
拓也「今から買ってくるよ。」
家を出ようとする拓也を俺は引きとめた。
龍「いや、いいよ」
拓也「え?」
龍「今日は野菜炒めでいいか?俺も疲れてるし。ぱぱっと作りたい。」
拓也「あ・・うん。」
龍「それに、また劇の練習するときにでも買ってくるよ」
おれは、毎晩近くの公園で劇の練習をするのが日課だ。
その近くにスーパーがあるからとても便利である。
拓也「なんか、ごめんね」
龍「全然いいって。それより、それより、洗濯やってくれよな。いっぱいたまってんだ」
拓也「ああっ・・・・・ってええ!?」
洗濯かごを見た拓也はすごい驚き方をしていた。」
拓也「またまとめてかごにいれただろっ!洗濯たいへんなのに・・・・。」
龍「そんなことは分かってるよ・・・・。」
拓也「まあいいや。とりあえず野菜炒めね」
龍「おう。」
鼻歌を歌いながら料理を進めていく・・・。
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