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久世くんには恋愛論を
第2章 恋愛論Ⅰ
「あ、久世ぇ!
キラキラ馬鹿って褒め言葉だろ!?」
低血圧そうな久世にしがみつきユラユラ揺らす諸星くん。久世の顔が揺れる度に鬼のように変わっていく。
久世が切れたら手に終えないと思った私は、諸星くんを止めに入った。
「も、諸星くん、もうやめてあげ
「この世の全てのお星様口から突っ込んで、
息の根止めてやろうかキラキラ馬鹿」
「………、」
遅かった。
そうです、久世は顔に似合わず最上級に口が悪いんです。
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