第2章 -完-『親馬鹿な北ミツ』by.人狼少女を拾いました
「......。」
その頃のユリはチョコを貰えず不機嫌だった......。
顔にはでてないが、そんなオーラがユリから出ていた。
「「「「「「......(汗)」」」」」」
横尾以外のメンバーは複雑そうにユリを見ていた。
「......なぁ渉、1コくらいならいいんじゃねぇか?」
「太輔、何だかんだ言ってユリちゃんに関わらず
子供に甘いよね?そういう甘い気持ちは駄目だよ。」
「ぁ、はい......。」
(((((あの藤ヶ谷を黙らせた......(汗))))))
(うぅ...ポッケに入っているチョコあげたいよ!(泣))
玉森はポッケに入っているチョコを握りしめていた。
(タマ......そのままじゃチョコ溶けちゃうよ!(泣))←
宮田はなぜか玉森の握っているチョコの心配をしていた。
......まぁ、溶けたら元も子もないからね(苦笑)
(宏光......お前が【パパ】なんだから
何とかしろよ......(汗))
千賀は北山の方に視線を送る。
しかし北山は......
「......みんな、ユリにお菓子あげるなよ?」
(嘘ッ!?ミツが1番ユリちゃんに甘そうなのに.....。)
二階堂は意外そうに北山の方を見る。
「北山が意外だね......お前が1番ユリちゃんに
甘そうなのに......うん、エライ!お前が1番エライ!」←
横尾は顔を輝かせながら言う。
「俺は一応ユリの保護者代わりだからな!」
「「「「「ウソだろ......(汗)」」」」」
「みんなも北山を見習えよ?」
((((兄組怖い......))))
兄組の恐ろしさを改めて思い知らされた弟組なのであった。
(......一応俺も兄組に入るんだけど......。)←
弟組の思いにツッコミを入れる藤ヶ谷なのであった。(笑)