第4章 -完-『夢の中の世界は...』by.人狼少女を拾いました
ユリSide
1年生は基本の素振り三昧。
他の1年生がつまらなさそうにやってる中、ユリはひたすらラケットを振っていた。
「......。」
「ユリはレギュラーなのによく真面目に素振りするね(苦笑)」
「基本中の基本、なの......」
同級生に茶化されながらも"無"で振り続けるユリ。
ちなみにユリは七華高校テニス部が誇るエースであり、
試合に出る唯一の1年レギュラーです(笑)←『すげぇなおいっ!(; ・`д・´)』byパパ
ユリが素振りを続けていると...
「相変わらずユリは真面目だな(笑)」
「藤ヶ谷先生、おはようございます...なのです。」
「おはよう(笑)」
この世界ではユリの担任である太輔がユリの元にやって来た。
「もう少しで都大会近づいているから気合入ってるな。」
「はい、なのです。」
「まぁその意気で頑張れよ!」
コクッ
「......。」
「じゃあ俺は2、3年のほうに......ってそこ!
"ピーッ!"朝練中にイチャつくな!」←
太輔が2、3年生の方に行こうとした時、ある部員達に向かって笛を鳴らした。
「「イチャついてません!!」」
「......また玉森先輩と神城先輩、なの。」←
どうやら百合と陸だったようです(笑)