第4章 -完-『夢の中の世界は...』by.人狼少女を拾いました
「ほんっと!確かユリちゃんを
孤児院から引き取って以来ベッタリだったんっすよね(笑)」
「こ、孤児院っ!?」
(タマの言ってることがよくわかんねぇんだけど(汗))
「......自分から引き取ったくせに、忘れたんですか?」
「わりぃ.....忘れた(汗)」
「...確かあの時のユリちゃんは6歳くらいで......」
「ろ、6歳.....(汗)」
(何だかんだで話すんだな......(苦笑))
「まだうちの百合が小学校にあがった頃、
百合がたまたま寄り道をしたことがきっかけで......」
「その時、玉百合ちゃんと出会ったことが
始まりだよね!よくタマが話してた!」
「だから宮田、俺をその名前で呼ぶな(怒)」←
シュン...
「ごめん......」
「......それで、俺とはどう出会ったんだ?」
「......それも忘れたの?
まぁ歳だから仕方ねぇか......。」←
「玉森......その言い方めっちゃ傷つくんだけど(汗)」
「で、その時の先輩は19くらいの歳で
まだ大学生でしたね。」
(俺が19歳でユリが6歳で......今のユリは
ざっと見て高1だから......10年は経ってるって事っ!?)
「俺と先輩は幼馴染なんですよねぇ......
正確には腐れ縁ですけど。」←
「......(汗)」
(現実世界とのギャップについていけねぇ...orz)
「それで、よく先輩はうちの妹とも
遊んでくれてたんっすよ。」
「......そっからどうやってユリと会ったんだ?」
「まだ分んないのっ!?」
「......。」
(わかんねぇもんはわかんねぇし!)←ブチ切れかい!
「妹がユリちゃんと会ってから定期的に孤児院の方に
遊びに行っていて先輩とも度々遊んでたじゃないっすか。」
「それで北山に懐いたんだよな?」
「......マジ、か(汗)」
「それで先輩もよく引き取りましたよね(苦笑)
まぁユリちゃんが凄く懐いてたみたいっすから。」
横尾さんと千賀もこの話は知っているらしい。
(夢の中だから何でもアリってか?)←