第4章 -完-『夢の中の世界は...』by.人狼少女を拾いました
宏光Side
「東京駅には着いたけど......
メンバー達はどこにいんだ?」
辺りをキョロキョロする宏光。
「おーい!北山先輩こっちっすよー!」
「......ん、千賀!?」
(何で先輩呼び......(汗))
声の方に振り向くと千賀だけでなく
他のメンバーも集まっていた。
(しかもみんなスーツ......)
「早く行かなと乗り遅れちゃいますよ!」
「あー今行く!」
取りあえずメンバーの元に走る。
「北山、珍しく遅かったな。」
「横尾さん......」
(横尾さんスーツ似合ってんなぁ...(苦笑))
「早く行きましょうよ!あと10分で出発ですよ?」
(あれ、玉森......若干イライラしてる?)←
「そうだねタマ!」
「宮田、馴れ馴れしくその名前で呼ぶな。」←
「何でっ!?」
「その名前で呼んでいいのはユリちゃんだけなの!」
(わぁ......
タマは夢の中でもユリ大好き変わってねぇな...(汗))←
いろいろと心の中でメンバーにツッコミを入れながら
ホームに向かった。
「何とか間に合いましたね!一時は誰かさんのせいで
乗り遅れるかと思いましたけど......」←
「......何タマは夢の中でも俺に恨みもってるわけ?」←
「北山先輩、何のことですか?」
「いや、何でもねぇよ(苦笑)」
(タマまで先輩呼び......)
「そうっすか......ぁそれより!」
「ん?何だタm..じゃなくて玉森。」
(おいおいまさか......(汗)」
「ユリちゃん元気にしてますかっ!?」
(はい来たー(棒))←
「まぁ......今日もいつもと変わらず
朝練に行ったけど......」
「ふぅん、そうっすか!
最近遊びに来ないんですよねぇ(苦笑)」
「......お前んちに遊びに行ってたの......?」
「え?小さい頃とかよく来てたじゃないですか!」
「ふ、ふぅん......」
(小さい頃って本来のユリの姿か?)
「相変わらずユリちゃんは先輩のこと
パパ呼びなんですか?」
「まぁ......そうだけど?」