第4章 -完-『夢の中の世界は...』by.人狼少女を拾いました
ユリSide
ちなみにこの世界でのユリは自転車で通学している。
大体10分ちょいで着いてしまう。
七華高校のテニスコート...
テニスコートに行ってみると
既にほとんどの先輩達は来ていた。
「......パパのせいで遅れた、なの。」←
覗いているとツインテールをしている1人の少女が
こちらに向かって走って来た。
「おっはよぉ♪北ユリちゃん!」
「おはようございます、玉森先輩...なの。」
「相変わらず可愛いなぁ~❤」
百合はユリの頭を撫でる。
ちなみに身長はユリの方が高いため、
少し腕を伸ばしながら撫でている。
「......。」
「おいおい百合、北ユリ困ってんだろ(汗)」
そんな中、ユリと同じくらいの背丈の男子部員が
百合の元にやって来た。
「陸!だって可愛いんだも~ん!」
「まぁお前よりは可愛いもんな(笑)」←
「うっわ!彼女に対して失礼ね......」
※陸は『藤ヶ谷先生、大好きですよ?』の
神城陸君です。
※あと登場人物の身長等は各小説の設定にて。
「はいはいお前ら、早く練習に戻れよ!」
「「二階堂先輩!」」
「ニカ先輩、なの。」
「ったく、朝っぱらから1年からかってないで
練習に集中集中!あと少しで大会だぞ?」
「「はーい......」」
高嗣に言われるがまま練習に戻る百合と陸。
「......ったくあのリア充バカップルは(汗)←
ユリも、早く着替えて練習に来いよ!」
「わかりました、なの。」
ユリはコートを一旦後にし、更衣室に向かった。