第4章 -完-『夢の中の世界は...』by.人狼少女を拾いました
驚きを隠せない中ユリは電話に出る。
「もしもしなの、です。」
『やっほー北ユリちゃん!』
百合の電話の向こうから女の子の声が聞こえてきた。
「北ユリっ!?」
(北ミツ的な......?(苦笑))
ギロッ
「......。」←
思いっきりユリに睨まれる宏光。
きっと『うるさい。』と言う事だろう......。
「すんません......」
(完全に反抗期や......(泣))←
『何か凄いツッコミが聞こえてきたけど(苦笑)』
「ほっといても大丈夫、なのです。」←
『そぉ?お兄ちゃんはもう家を出たけど、
宏光さんはまだ行ってないの?』
「お、お兄ちゃん......(汗)」
(アイツに妹っていたか......?)
「はい、なのです。最近起きるのが遅いのです......」←
「おいおい......」
『(笑笑)そうなんだ!
じゃあ北ユリちゃん、今日は朝練あるからよろしくね♪』
「わかった、なのです。」
そして電話を切るユリ。
電話を切ったユリは再び調理に戻る。
「なぁユリ......」
「早く着替える、なの。」
「うん、今着替えるけどさ......玉森先輩って?」
「玉森百合先輩......同じ部活の先輩、なの。」
「へ、へぇ......(お、同じ名前?)
ちなみに玉森裕太の妹のなのか?」
「ん......タマちゃんの妹さん、なの。」
口が悪くてもメンバーを呼ぶ愛称は変わっていないらしい。
「マ、マジで......(汗)」
(何がどうなってんのかわかんねぇよ......(汗))
※ちなみに玉森百合先輩は
『藤ヶ谷先生、大好きですよ?』の夢主と同一人物です!
↑「だから制服が七華高校なわけね(苦笑)」by.宏光