第4章 -完-『夢の中の世界は...』by.人狼少女を拾いました
「お前、本当に......ユリ?」
さっきの通り百合は背が伸びており、
(ざっと166・7㎝くらい?)
ピンクの襟&スカートと紺色の制服に黄色いリボンを付けた
セーラー服姿の百合が目の前に立っている。
※制服は七華高校のものです。
『藤ヶ谷先生、大好きですよ?』の玉森百合と同じ制服
ムスッ
「自分の娘も分らないなんて酷い、なの......。」←
(地味に反抗期......っじゃなくて!)←
「昨日までお前小学生くらいだったよなっ!?」
「まだ寝ぼけてる、なの。
さっさと着替えて仕事行け、なの......」←
「......口悪くなってね?」←
ユリの口癖である、『◯◯、なの。』と言うのは
全く変わっていないが異様に口が悪くなってた......。
(しかも背丈が俺と同じくらいって......orz)←
さらに身長はあまり宏光と変わらない。
「いいから早く着替えて来い、なの。←
今日は朝練があるなの......」
「あ、朝練っ!?」
(朝練って部活のっ!?.....ってまた口悪くなってる(泣))
テーブルを見てみると、百合が座る所定の椅子の下に
テニスラケットケースと通学用と思われるリュックが
置いてあった。ちなみにリュックのチャックには
苺のキーホルダーが飾ってあった。
「マジでかよ......」
唖然とする宏光。
呆然と突っ立っていると携帯の着信音が鳴った。
きーみにしか~♪見せられーなーい、顔ーがある~♪
ユリはキッチンの台に置いてあったスマホを手に取る。
「ス、スマホっ!?」
(いつの間に自分用のを......(汗))
そして何故か着信音は......
Hey!Say!JUMPの『SUPER DELICATE』でした......。
(普通ここはキスマイの曲でしょっ!)←
心の中でツッコミを入れる宏光。
「......玉森先輩からなの。」
「えっ!玉、森......?」
玉森ってうちのメンバーの玉森っ!?