第3章 -完-『口移しのチョコレート』by藤ヶ谷先生、大好きですよ?
「(笑笑)はい、ついでに携帯!」
「え゛!?何で俺の携帯......。」
「太輔......携帯机におきっぱだったこと知らなかった?」
「......今気づいた。ってか何でお前が持ってんだ?」
「北山先生に義理チョコあげるついでに、預かったんだ!」
「マジか......。」←
「マジ(笑)」
太輔は百合から携帯を受け取る。
「サンキューな。お前も何か頼むか?
今俺が飲んでるココア、結構お勧めだぞ?」
「うん、飲む!
にしてもコーヒーじゃなくてココア飲んでたんだね(笑)」
「あぁ。意外か?」
「うん(笑)」
百合はココアを頼んだ。
ゴクッ
「美味し!このココア美味しい!」
百合は運ばれてきたココアを早速一口飲んだ。
「だろ?」
「いいお店見つけた♪......ぁそうそう、これが本題本題!
はい、チョコ!もちろん本命だよ❤」
百合は太輔に小箱にラッピングされたチョコを渡す。
「ありがとな、百合。」
「ふふ...♪
食べて食べて!」
「今か?......帰ってから食べようかって思ったけど、
まぁ糖分も補給したいところだし、ここで頂くよ。」
「自信作だよ♪」
「......まさか砂糖と塩、間違えてねぇだろうな?(笑)」←
「間違えてないし!
お母さんも一緒に作ったんだから絶対ないから(怒)」
「冗談だって、怒んなよ(笑)」
「......。」
太輔を睨む百合......。
「睨むなよ(笑)」
ムスッ
「ふん!知らない!」←
拗ねてそっぽを向く百合。
(これくらいで拗ねんなよ......(苦笑))
「どうしたら許してくれんの?」
ムスッ
「......。」
「......おーい、百合ちゃーん......。」
「......。」
「......(汗)」
「......口移ししてくれてら許してあげてもいいけど?」
「......はあぁぁぁ!?」
ニヤニヤ...
「まぁ、でも太輔には出来ないだろうね~♪
人前でキスすらやりたがらないし(笑)」
「......コイツ(怒)」