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日常から非日常へ 【薄桜鬼】
第17章 発覚と違和感
「結論から言おう…。お前さんの病は労咳だ。」
大忙しな一日になった健康診断の次の日。俺は、中庭へ向かった松本先生と総司君との会話を耳にした。
「なんだ──。やっぱりあの有名な死病ですか。」
ドクン…
死病…総司君が…
やっぱりって、総司君は知ってて…?
これ以上聞いてられなくて二人に気付かれないように俺はその場を走り去った。
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