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日常から非日常へ 【薄桜鬼】

第16章 健康診断



「…寝れなかった…。」


昨日の二条城警護中、鬼がやってきた。
千鶴ちゃんを狙って。
そして、俺にも矛先が向かった。

「保護って…俺は動物かってーの!!」

「ひゃっ!?」

スパーン!と小気味よい音と共に障子を開けると何故か千鶴ちゃんが居た。

「うおっ、と。大丈夫か、千鶴ちゃん。てか、悪ぃ気付かなかった。」

「あ、ううん。私の方こそ、声かけそびれちゃって…。」

シュンと項垂れる千鶴ちゃんが可愛すぎて抱き着いた瞬間にいつからそこに居たのか総司君に引っペがされてそのまま連れてかれた。
総司君、最近強引じゃないだろうか!





今日は、近藤さんが前々から言ってた健康診断の日。隊士のみんなは広間に集まっていた。
ん、俺はどうするかって?
近藤さんが事情あって健康診断は後日にしてもらうように頼んでもらったから、俺は手伝いをすることになってんだ。

それにしても…うん、みんな素晴らしい筋肉だな。
新八さんに勝てる筋肉って居んのかなぁ。
平助と一君はなんか細い、いやまぁ、そこそこあるんだけどね。
左之さん…は、だめだ。
綺麗すぎる、なんだあの均一された腹筋は!!!
切腹痕が腹筋の一部だよ。
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