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日常から非日常へ 【薄桜鬼】

第4章 決定事項


沖田さんと勝負をし、女の子だと見破られてから早一週間。
みんなの、俺への扱いが変わった。
嬉しいけどさぁ…嬉しいんだけどさぁ…
なんか余所余所しい。
新八さんはキョドってるし、平助に至っては噛みまくりだし、一君は目ぇ逸らすし。

「なんなんだよ、俺なんかしたかよ。」

ちなみに、千鶴ちゃんはようやく潤って呼び捨てで呼んでくれるようになった。
天使かよ。

「その千鶴ちゃんは今巡察で居ないし…俺も外出たい…。」

ボソッと呟いたら、

「おい、山中…って、何だらしねぇ格好してやがる。」

ただ縁側で寛いでるだけですが…!

「…何ですか?見てのとおり忙しいんです俺(笑)」

「笑いながら言ってんじゃねぇよ。しかも、それのどこが忙しいってんだ、全く…お前に話がある。俺の部屋に来い。」

「なんですか、土方さん。昨日土方さんの部屋の書類ぶちまけたこと怒ってるんですか!」

「あれてめぇだったのか!ちゃんと直しやがれ!その前に俺の部屋に勝手に入んじゃねぇ!」

だって、句集どこに置いてあるか分かんなかったから!!
なんて言ったら地獄の果てまで追ってきそうなので言わない。
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