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【トリップしたけど…】テニスの王子様【どうするの?】

第25章 クリスマスは目前。





それにしても本当にどうしてここに手塚さんがいるんだろうか?東京からわざわざ来たの?何の理由で?



「おーーい!!
手塚ーーー!」


『……うっそ』



これは少しばかり危険なんじゃ?手を振りこちらに向かって走ってくるのは、タマゴ。


……もとい大石秀一郎。髪型こっちの方がタイプです。この2人だけかな?良かったぁ。



大石「あれ?
そっちの子、手塚の知り合い?」


手塚「いや。
ぶつかってしまったんだ」


大石「あ、そうだったんだ。
それにしても君、どこかで見たことあるような」


『え?
ぇと、今日はじめてお会いしたかと思うんですけど?』



そうだよね!?私まだ大石くんとは出会ってないはず!!いや絶対にだ!


大石くんは私の顔を見てうんうん唸っている。大石くんって1年生の時は少し印象というか、性格が違うよね。


1年生!!って感じがする。



大石「うーん……思い出せないや。
まあいっか。
あ、手塚!立海の練習、今日はランニングだけらしい。
せっかく偵察に来たのが無駄になったな…」


手塚「そうか…。
仕方ない、日を改めよう」



え、ちょっと待ってちょっと待って!!偵察ぅぅ!?立海のマネージャーとして黙ってられませんよ!



『偵察なんてしても、無駄だと思うよ。
皆は強いから』


手塚「……君は、もしかして立海の生徒なのか?」


『イエス!
偵察してる暇があるなら、練習したらどう?
立海のレギュラーはそうしてるよ。
いくら偵察したとしても、実力が無ければ勝てない。
目の前のことに囚われたら、前には進めないよ』


大石「え?それってどうゆう……」


『さぁね!
私にも分からない。
じゃあまたね、ばいばい』



だーーっと走って必要なもの買ってもう1度全力疾走!!


やばいやばいやばいやばいやばい!!余計なこと喋りすぎたかな!?









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