第4章 夜はお静かに/三日月宗近【★】
深夜の本丸は 本当に落ち着く
庭の池の水が流れる音を目を閉じてずっと聞いてると日々の疲れやストレスが癒されるを感じる。
空気もとても綺麗だし 緑のいい匂いがする
ギッギッ
「……?」
こちらに向かう足音が聞こえ目を開ける
お音がする方向を向くと暗闇の中から三日月宗近が現れた
「…宗近さん…?こんな時間にどうしたの?」
いつも早寝の彼がこんな時間まで ましてや出歩いてるなんて珍しい
「主も…こんな時間までここで何をしているのだ?」
「私?私は寝る前いつもここで池の音を聞きながら 今日あった事とか色々思い出してるの」
三日月はゆっくり私の隣へ座った
そのまま沈黙が続き 裂いたのは私だった
「宗近さん……?どうしたの?何か変だね?」
三日月に向き合い頬に手を添えようとしたら腕をぐいっと引っ張られ彼の胸の中に沈んだ
「…宗近さん…!?」
私はそのまま部屋へと連れて行かれた