第1章 おかえりの一言/加州清光【☆】
縁側に座って 外の池を眺めながら ただ ぼ~っとするのが私は凄く好きだった。
ぼ~っとしてると 眠気が来る。
陽当たりがとても良くて暑過ぎず 寒過ぎず…
「……ここは本当に落ち着くなぁ…」
少し伸びをし 靴を脱ぎ部屋に移動する
そこに置いてある座布団と膝掛けを取り横になる
「加州君達まだ帰って来ないもんなぁ…」
出陣して頑張っている彼らを思うなら 起きてて迎えにいかなければならない…
が 睡魔には勝てない。
「ごめんね……ちょっと…お昼寝させて…」
私はそのまま眠りに落ちていった