第6章 悪魔のお仕置き～アラン編～

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30分後……



『ここはいかがですか？

アラン殿…』



ジルはアランの内腿を舐め回している。




「ああ、そうだな…………(上の空)」




（やっぱ、俺のカンは正しかった。

昨日こいつを犯した時に確信した通り

こいつは根っからの“受け(しかもマゾ)”だ。

“攻め”には向いてねえ。




ユーリは

こいつの何に気を付けろって言ったんだ？

こいつを抱くと

ハマっちまうって事か？

確かに…

すげえ…………良かったけど…

エロいし…フ○ラ上手いし…中も…///




………アラン君、えっちな受けジル♡を回想中………

～もん♡もん♡もん♡もん♡もん♡もん♡～




……いや！違う！！

違うぞ！！

俺はレオみたいにヤリ○ンじゃねえ！！）




「おい。

もういいだろ。

おまえじゃ俺を感じさせられねえ」




『しかし、“賭け”の時間はあと半分…』




ジルは手を止め、しょんぼり俯く。



（なんか可哀想…ぷぷぷっ）




「このまま同じこと続けたって

結果、見えてるだろ」




『……そうですね

……では

そろそろ本気を出しましょうか』




「は？

なんだ、負け惜しみか？」



（俺の勝ちだ！ざまあみろジル！）




『いえ、貴方の為に。

初めて…

ああ違う、２回目ですね。

経験も浅いのに

長時間めちゃくちゃにしては

可哀想でしょう？

意外に優しいんです、私』




ジルは恐ろしい程

優しく微笑む。




（なっ、なんだこいつ…

目つき変わった）




『さあ…本当の“賭け”の始まりです…』



ゾッ……