イケメン王宮◆BL・悪魔のお仕置きと狂った果実【R18】
第27章 悪魔のお仕置き~レオ編~
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アラン「っ、見んなレオ。
てか、おまえ
なんでジルの言いなりになってんだ」
レオ「………ごめんねアラン。
おれ、ジルに弱味握られてるから」
レオはにっこり微笑んだ。
※第8章P143参照
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「私は、
貴方の弱みを握った覚えはありません。
それなのに貴方は、
『私が貴方の弱みを握っている』と言った。
これはどういうことですか?
カードを持っているのは分かっているのに、
それが何か分からず、使えないのは
不快で以外の何者でもありません。」
あれ以来、ジルは、
何度も何度もレオに問いただしていた。
が、どういうわけか、
一向に口を割ろうとしないレオ。
そんなに聞かれたくない内容なのか。
となると、俄然、興味が湧いて来る。
(結構早い段階で)痺れを切らしたジルは
レオを拷問し始めたのだ。
忙しい合間を縫って、昼夜問わず、
時間の許す限り。