第27章 悪魔のお仕置き～レオ編～

ユーリが満足するまでイカせてやったあと、

ジルはゆっくり丁寧に、後処理をしてやり、

服を整えてやり、

おやすみのキスをしてやり、

優しい笑みでユーリを見送ってやった。




それから、

やっと、レオの元に戻って来た。




焦らすようにゆっくり口を開くジル。




「さて……。

レオ。答える気になりましたか？」




冷酷な声音で、問うてから

ギャグボールを外すと、

レオは壊れそうな眼差しで訴えた。




「出したい………っ！

お願いっ、

お願いします、

もう、本当に我慢出来ないっ、

死んじゃうっ！！」




ガクガク腰を振りながら、

口の端からはしたない蜜を零し

絶叫した。




「では、答えて下さい。

私が握っている、貴方の弱みが何なのかを」




「っ………！！

それは………っ」




そう。

それは、

アランが初めてジルのお仕置きを受けた時の事。


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