イケメン王宮◆BL・悪魔のお仕置きと狂った果実【R18】
第26章 狂った果実~ユーリorゼノ編~
(っ―――――――――――!!
いかん、鼻血がっ///)
アルバートは手で口許を覆った。
(ゼノ様、そういうおつもりなですか?
確かに、ゼノ様はあいつと、そういう関係だったが……///
いや……必要なのだ。
国を治める為には、
このような破廉恥な事も必要なのだ。
俺のゼノ様が、
裸見て決めるとおっしゃるのだ。
何も疑う必要はない!)
『どうだ、アル。
俺は34番が良いと思うのだが。』
「は……え……はい。
34番も良いですが、
俺は128番も捨てがたいかと」
(ゼノ様が、俺を頼っておられる。
全力で応えるのが、側近たる俺の役目。
探せ。
探すのだ。
肉体美を兼ね備えた、
淫乱そうなやつを!)
『なるほどな。
……ああ、9番も良いな。
あの脚周りの筋肉、
持久力がありそうだ』
(じっ、持久力!?)
アルバートは
本日2回目の
妄想タイムに入った。