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イケメン王宮◆BL・悪魔のお仕置きと狂った果実【R18】

第25章 狂った果実~ユーリorゼノorアルバート編~


(反応が、いちいち愛らしすぎる。

この所作でゼノ様を煽っているのか。

許せん…

どうしてくれよう。

このままペ○スを扱いて

ゼノ様の前で射精させてやろうか。

いや、

それでは芸がない。

もっと別の……)




などと考えていると、

ばさり、と音がして

ゼノが書類を置いた。




そして、

ゆっくりと視線を上げていく。




「やあっ………!」




驚いたユーリは

全力でアルバートの拘束を振りほどいて

ゼノの視線から隠す様に自身を抱きしめ

しゃがみ込んだ。




アルバートは冷静に問う。




「ゼノ様、終わられたのですか?」




『ああ。今日の分は全てな』




(来た!羞恥タイムだ!

ゼノ様の視線に晒され

一層、屈辱を味わうがいい!

だが……。

ゼノ様はどうなさるおつもりだ。

ゼノ様がご自身で手を下すおつもりなら、

俺は当然、見守らせて頂く。

非情に残念だが……

いや。

ゼノ様の、気高い責め姿が見られるなら

それはそれで…)




アルバートは

複雑な思いでゼノの言葉を待った。




『……ユーリ』




「は、はい…」




『立て』




「っ……どうか…許してください」




『聞こえなかったか?

立てと言っている』




「っ……!」




ユーリは

おずおずと立ち上がった。






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