第10章  狂った果実～アランorレオ編②～

「んっ…ぁぁっ」




『痛い？』




レオの優しい問いかけに

アランは必死に首を振る。




身体の疼く部分に

やっと欲しかった刺激を貰えて

アランは妖艶に腰をくねらせた。




（ああっ…気持ちいい……）




『よかった…

もっと…

もっと気持ちよくしてあげる』




レオは緩やかに

優しく

腰を打ち付け始めた。





ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱん…





「ぁぁ、ぃぃっんっ…ぁぁっ

はあっ……ぁっ…あぁぁ…んぁ…」




緩やかな快楽が押し寄せる。




アランは引き締まった身体を

汗でしっとり濡らしながら

レオに与えられる快楽に溺れていった。




やがて…




レオの優しい律動は

もどかしさに変って行く…。