イケメン王宮◆BL・悪魔のお仕置きと狂った果実【R18】
第10章 狂った果実~アランorレオ編②~
「レオっ…ぁぁ」
『どうしたの?』
(もっと…めちゃくちゃに突いて欲しい…)
「……意地悪…すんなよ…ぁぁっ…///」
『え?どういうこと?』
レオは軽く首を傾げたまま
ゆるゆると律動を重ねる。
その口元が
僅かに妖しく緩んでいる気がして。
(こいつ…わざと......
ああ.........もどかしい…)
「もう……っ……我慢…
出来ないっ…っあっ………ぁん」
『なに?』
「分かってる…っくせにっ………はん」
(こいつ…
俺に恥ずかしいセリフ
言わせようとしてる…?
…分かった…言ってやるよ。
おまえが望むなら)
「もっと……」
『もっと?』
「激しく……突いて......」
アランの言葉に
レオは…...
何故か、顔を真っ赤に染めた。
レオの予想外の反応に
アランは目を見開く。
『っ……ごめんっ、
気付かなくて///
アランのこと
大事にしたいと思ったから…』
(こいつ、マジで気付かなかったのか?
そんなに大事に想ってくれてるなら
それはそれで嬉しいかも…///)
『恥ずかしいコト言わせてごめんね。
分かった。
じゃあ…もう…
遠慮しないから』
「レオっ…
……………………っあっ…」
レオは律動を速めると同時に
アランのモノを握り
上下に激しく擦った。