第7章 怪人はお出ましの時間
外に出てみると、校庭には電球の形をした怪人が走っていた。
「電球怪人かっ!」
「渚はこの辺で待っててね、危ないから」
「はい…」
そして皆は怪人の方へ飛んで行く。少し耳を傾けると、皆の会話が聞こえてきた。
「どうしたんだよお前!」
「なんで…なんでモテないんだ…ナンパしてもうまくいかないし…」
「あーやっぱ女によってタイプが違うからなー、対応を変えないと」
「流石、最強タラシだな」
すると急に怪人はバトルラヴァーズの前で止まり、語り始めた。
「光輝けば、目が見えなくなれば落ちると思ったのに!誰一人俺を好きになってくれなかった!」
「それで渚の目が見えなくなったんですね」
「そんなの自分の実力じゃないっすか!」
「くぅ…!お前に何がわかる!」
「分かるっすよ!誰でもモテたいって思うっすから」
皆が呪文?を唱えラブステッキを一つにしていく。
「ラブ~っアターック!」