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ピンチは彼氏を呼ぶ
第5章 肝試しと気持ち
†煙目線†
怖がって抱き付いて来た時、恋にも似たドキドキを感じた。そしておぶった時に感じた、男子にはない感触。
何故俺は渚にドキドキしている?渚は女なのか?
煙の心には疑問が取り付いていた。
†熱史目線†
最近渚と居ると何か引っかかっていた。どう思われてるかなーとか、一緒に居たいなーとか。
そして怖がっていたあの声がどうしてか可愛く、ドキドキして。
でもそれは単純なことで――。
ただ俺は渚が好きだ、ということ。
ホモになってしまったのか、と熱史は悩やむのだった。
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