第6章 翌日と守り隊

†生徒会†

地球防衛部が合宿に行ってる間にも、生徒会――カエルラアダマスは活動していた。

「今回はあいつ、ダー」

ズンダーが選んだのは、美女高の前でうずくまっている男。

　　　　　　　ﾅﾝﾊﾟ ﾍﾀｵ
「確か名前は…難破下手雄か」
「放課後に毎日美女高に行ってナンパしてるんだよね。」
「僕なんて休日に会って、女と間違えてられて声かけられましたよ」

すると難破が独り言を話し出した。

「なんでナンパしてもうまくいかないんだ…もっとかっこよく輝けば…」

「コンクエスト！」

皆の制服がカエルラアダマスの衣装に変わる。そして自己紹介が言い終わり攻撃の体制になる。

「ズンダーニードルを放つの、ダー」
「ドヌム！」

放ったズンダーニードルは難破下手雄の首に刺り、ゆっくり怪人化していった。