第3章 部活動とメンバー
突然校庭の上辺りでピンク色の雲が現れ、消えていく。気になって動こうとすると、さっきの人達が飛んで来た。
「渚大丈夫っすか!」
「は、はい…」
「良かった。もう終わったから安心して?」
「さっきは置いて行って悪かったな」
「男ならもっと強くなれよ!」
「まぁ、自分の身は自分で守ってください」
口々にいろんなことを言われる中、私はさっきの疑問をぶつける。
「あの…なんで私の名前を知ってるんですか?」
「何でって、さっきまで話してたじゃないっすか!」
「あぁ、言っちゃった~!」
赤の発言に慌てる四人。そんなに悪いことなのだろうか。
「もういいだろ、めんどくさいし」
「もうどっちみち無理だしね」
「「「「ラブアウト!」」」」