第3章 部活動とメンバー
先生たち怪人は私に気づくと、一斉に向かって来る。怪人は鏡のような物らしく、怪人に私が写っていた。
「や、来ないで…!きゃっ…」
怖くて目を瞑ると、突然浮いていく感覚が伝わってくる。
「エピナールハリケーン!…大丈夫?」
恐る恐る目を開けると、服が緑色メインのモザイクの人が私をお姫様抱っこ状態で抱えていた。ゆっくり下ろしてもらう。
「あ、ありがとうございます…」
「渚は無事!?」
「無事…なようですね」
他にも服がピンク、黄色、赤、青がメインのモザイクがかかった人達が駆けつけて来る。
「とりあえず安全な所へ。えん…セルリアン、お願い!」
「分かった、行くぞ」
青色の人に腕を捕まれ走る。校舎を出て、学校前の階段でとまる。
「とりあえずここで。危険だったら逃げろよ!」
青の人は直ぐ様学校の方へ向き、校舎を飛び越えて行った。
(なんで名前知ってたんだろう…?)