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ピンチは彼氏を呼ぶ

第3章 部活動とメンバー


「それはっすね、変身して怪人を――」

有基君の言葉を鬼怒川先輩が遮る。

「ああっ!と、とりあえず行かなきゃいけないところがあって。望月君は待っててくれる?」
「は、はぁ…」

すると五人手首を押さえて辛そうに顔を歪めた。

「近くまできてるぞ、面倒だけど行くか」
「仕方ないですね」
「ごめんな、望月」

急ぎ足で部室から出て行く五人と一匹を見送り、あぶねーという蔵王先輩の声は聞かなかった事にした。

「なんだったんだろう…?」
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