第3章 【テニスの王子様】 青学
あー、もうっ
こんなカッコ、恥ずかし過ぎてどうにかなっちゃいそうっ‼︎
皆のが似合ってるし、格好良いし、なんか私…場違い…。
「は、早く練習しましょうっ‼︎」
手塚「! そ、そうだな…。では、始めるとするか。」
結局、半日一杯使って、練習をした。
まぁ、だいぶ様になったとは思う…。
明日、明後日、頑張ろう。
1日目。
1日目は、学園生だけの公開だった。つまり、他校は来れないの。だからまぁ、なんとかなった…はず。恥ずかしいとは言っても、見知った人多いし、女子の目当ては、勿論、執事達だから。執事目当ての女子が学園中に溢れた結果、クラス企画などの店番は、主に男子がやっていたみたい。私は、格好はそのままだったけど、主には、キッチンにいたから、なんとかなったの。でも……
問題は、今日。
2日目は、他校の出入りがあり、尚且つ、休日だから、きっと、氷帝とか、立海とか、来る気がする…。
こんな格好で会いたくない。
しかも、今日は一般公開だから、自分の持ち場にちゃんといなきゃいけない女子達は、ここへは来れない。つまり、昨日のようにはならない。
私も、接客だろう…。気が重い…。
でも、今日1日だけ。
今日1日だけ乗り切れば、後はもう、問題はない。
今日、1日だけ…。