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【薄桜鬼】合同企画⭐短編小説

第2章 貴方の街のパン屋さん……土方 歳三


近藤
『あぁ、確か小学生くらいだったと思う。』


土方
『でも、何故、意志を継いだんだ?』


近藤さんは、源さんと顔を見合わせた。それは、どういう意味なんだ?


井上
『彼女に会うんだろう?だったら、本人から聞いてみたらどうだい。』


土方
『本人から?』


何か、含みのあるものいいだな。まぁ、いいか。



井上
『お孫さん、別嬪だっただろう?』


土方
『ん?あ、まぁ……。』


否定はしない。確かに、付け入りたくなるような……って、何考えてんだ‼


井上
『教授の奥方も娘さんも、かなりの綺麗所だったからなぁ。』



近藤
『そうだったな。美しかった。』


孫の容姿は、祖母そして母譲りか。


井上
『トシくんが、力になってあげれば向こうも心強いだろうよ。』


土方
『ハッ?力にって……。』



心当たりが無いわけではない。あんな美人だし、ビジネスとしても文句はない。


どうやら、オーガニックの野菜も作っているようで……何とかして、契約をと画策する店が多いらしい。



確かに、ウチの店と契約出来ればこんなにありがたいことはない。



しかし、そこまで大事にしている作物を簡単に引き渡してくれるだろうか?


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