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[ハイキュー!!]兄溺愛の妹物語

第11章 練習試合


葵は
「お兄ちゃん!」
と言い、大地に駆け寄った。


「葵~。こっちに来ても大丈夫なのか?叱られても知らないからな?」
大地はニッと笑った。

「だって試合凄かったから!」
葵は嬉しそうに話す。

すると葵の背後から及川が抱き締め
「葵ちゃん?お兄さんとは家に帰ってから話してね?」
葵に言った。


「ひゃっ!……おっ…及川さん!……すみません!」
葵は真っ赤な顔で及川に謝った。

「じゃあ向こうに行こうね!」
及川は葵を連れて行こうとしたら
「…及川!」
大地は及川に何かを言おうとしていた。

「……なぁに?お・に・い・さん!」
及川は大地を睨みながら言った。
「……いや、何でもない。呼び止めて悪かった。」
大地は及川に何も言えなかった。


大地がその場に立ちすくんでると
「妹さん連れて行かれちゃったね。……大地?どうした?」
菅原が話しかけると大地は
「ゴメン……トイレ行ってくる」
そう言って体育館を後にした。

そしてそんな大地を追いかけるように国見もまた体育館を出て行った。
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